習志野市「小さな都市(まち)の大きな教育」の一端を担って
               

 今年度4月に赴任いたしました田口富一です。どうぞよろしくお願いいたします。
 今年で創立68年目を迎える本校の同窓生の数は、24,200名余りにのぼり、千葉県内はもちろん全国・世界でも同窓生が活躍しています。320名の新入生を迎え、今年度をスタートいたしました。
 
 習志野高校は、昭和29年(1954年)、千葉県下16番目の市として誕生したここ習志野市の初代市長であります白鳥義三郎(しらとりぎさぶろう)氏が昭和32年(1957年)に県下2番目の市立高校として創設にご尽力されました。

また、初代校長であります山口久太(やまぐちひさた)先生(昭和31年12月~42年度)は、習志野高校新聞創刊号で、「私の決意にこたえるごとくして習高創業という、正に理想的な、天与の職業が与えられた。私は感激している。私は本当に感激してやっている。私とともにある先生方も、この習高教育に、情熱を捧げ尽くしている。~中略~ 今日もこの習志野の花薫る丘々にうつぼつとして、うつぼつとして、雲波がわいている。教師諸君よ、生徒職員よ、さあ前進だ。」と語っています。
 こうして、文武両道を目指す習志野高校の特色を標榜する「習志野の王冠たれ」「雑草の如く逞しく」という思いが、今日に至るまで生徒や市民の皆さんに語り継がれ、今日の伝統と伝説が築かれていくこととなりました。

 そして現在も、多くの先輩方の背中を追いかけ在校生は、それぞれの目標に向かって「文」と「武」に日々努力し、全国の舞台で活躍しています。
 また、市制施行70周年を迎える習志野市の「小さな都市(まち)の大きな教育」の一端を担い、世の中で活躍する有為な人間の育成に職員一同で取り組んでまいります。
 
 このホームページをご覧いただいている皆さま方の、本校教育に対する一層のご理解とご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます、また、中学生や保護者の皆様には、是非一度、本校に足をお運びいただき、活気に満ち溢れ、生徒が生き生きと活動している学校の様子をご覧ください。

                        習志野市立習志野高等学校
                         校 長  田口 富一